頭痛でお悩みの40代男性

今回は2年ほど前から頭痛に悩まされている40代男性の症例をご紹介いたします。

この方は普段はデスクワークが中心で、パソコンを使ったり、スマホを使うことが多いそうです。

整形外科に行かれた際にはストレートネックと診断されました。

頭痛は主に後頭部に出ることが多く、首や肩の凝りとともに、頭痛が起きてしまうとのことです。

整形外科では電気や指圧などで治療をしてもらったようですが、ほとんど効かないような状態で、その後整骨院などもあまり効果が感じられず、

整体にも週に1~2回ほど通ったそうですが、マッサージ中心の整体で、最初は少し楽に感じたものの、だんだん効果が薄れてきたとのことでした。

その後、しばらく放置状態で、頭痛が出れば市販の頭痛薬を服用する生活が続いていたそうです。

まず検査をしたところ、骨盤のゆがみがありました。

また肩甲骨付近はガチガチに固まっており、肩甲骨に指を入れていくのもかなり困難な状況でした。

頸椎の歪みもあり、そこが直接的な頭痛の原因と考えられました。いわゆる首の緊張から来る緊張性頭痛です。

施術はまず背骨全体を緩めたうえで、肩甲骨はがし、胸骨の解放、肋骨が固まっていたので、肋骨の施術、うつぶせになってから、股関節と骨盤の調整。

横向きでカイロプラクティックによる骨盤矯正と肩甲骨の筋膜リリース、鎖骨調整。

仰向けになって、足首の調整を行ってから、多次元操体法によるつま先上げ。これによって、ふくらはぎから膝裏の筋肉を一瞬にして緩めていきます。

また多次元操体法による膝倒しを行い、骨盤のねじれを調整します。

今度は上半身で、腕の調整、肩甲骨、鎖骨の調整、最後に頸椎のカイロプラクティックによる矯正を行いました。

また慢性的な頭痛があったので、脳脊髄液を循環させる調整も行いました。

施術後、頭痛は取れ、頭の重さもずいぶん軽くなられました。

2回目は4日後でしたが、頭痛もいつもの3割程度に治まり、お仕事中も楽になられたとのことでした。

初回と同様の施術を行いました。施術後には更に首回りが楽になられたと感想いただきました。

その1週間後、ご来院されましたが、頭痛が1割程度まで軽減、普段の生活においては辛さがなくなったとのことでした。

また今まで服用していた頭痛薬も飲んでいないということで、かなり楽になられたようです。

再び1週間後にご来院された際には、痛みはほぼなしで、仕事終わりに少し頭が重くなる程度だが、眠れば回復するようになったとのことです。

今回の患者様の場合、かなり首や肩の凝り、背中もバキバキな状態でした。

そこを緩めながらも、首のゆがみを取り、脳脊髄液の循環を良くしてあげることで、ずいぶん改善されました。

同様に慢性的な頭痛でお悩みの方は是非一度ご相談くださいね。

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