30年以上ある左首から肩、背中の痛み50代男性

今回は30年以上、首から肩、そして背中に痛みが続いている50代男性の症例をご紹介いたします。

まずこの方はデスクワークのお仕事が中心で、普段からあまり運動はされていませんでした。

基本的に30年前から常に左の首や肩、肩甲骨に痛みがあり、体が疲れてくると、マッサージなどに行かれて対処するという状況でした。

まず体の検査をしたところ、右肩が左肩よりも2㎝ほど高く、腰骨の位置は左側が1㎝高くなっていました。

骨盤のゆがみが明らかにあり、特に左右のねじれが強く、背骨は背中のあたりで側弯があり、右にカーブしている状態でした。

体全体が捻じれたイメージです。

肩や背中だけではなく、デスクワークのせいか、腕などの張りも強く、これも肩こりなどに影響を与えていると考えれました。

首もゆがみがあり、左右のバランスが大きく崩れていることによって、長年左側が特に症状が強く出ていると考えられました。

施術は背骨の調整から始まり、硬くなった肩甲骨をはがすように引っ張り、肩甲骨を緩めます。鎖骨や腕の調整をすることで、肩や首の動きが改善していきました。

うつぶせになり、股関節回りから骨盤の調整、骨盤に動きをつけることで、脚全体の可動域が広がります。

その後骨盤のゆがみをカイロプラクティックにより矯正、あおむけになり、足首から調整し、再度股関節のゆがみを調整しながら、股関節の可動域を増やしていきます。

そのまま腕、肩まわりを調整し、最後はカイロプラクティックによる頸椎の矯正を行い、首の左側にあったグリグリした痛みが消失、首の可動域もかなり改善することが出来ました。

施術後、その場ではかなり痛みも軽減、3日後にご来院されましたが、痛みとしては、10から4に軽減したとのことでした。

その後1週間おきに3度の施術を行い、痛みは10から2ほどに軽減。普段の生活においてもかなり楽になったと喜んでいただきました。

30年来の痛みですので、これで完全というわけでは全くありませんが、30年来の痛みでも、きちんと施術することで痛みも早い段階で改善することも少なくありません。

同様にずっと辛い思いをしているけど、もう治らないとあきらめているような場合でも、お体のゆがみを取っていくだけでも、体はずいぶん楽になります。

是非同じような悩みでお困りの方は、当院にご相談ください。

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