痛みや体の硬さは表情や考えで変わってくる。

今世の中は新型コロナウイルスの影響で、日々の報道もほとんどがこの話題でいっぱいです。

この先のことを考えると、ほとんどの方が不安と恐怖を感じながら生活しているかと思います。

そんなみなさんの表情はおそらく曇りがちで、今までのような笑顔が減ったのではないでしょうか?

実はこの表情が曇ってしまうだけで、体の筋肉は緊張を起こし、痛みを伴いやすくなってしまうのです。

逆に笑顔になることで、体の筋肉は緩んできます。もちろんそれに伴い、体の痛みも感じにくくなってきます。

そんな馬鹿な!表情だけで変わるの?と思われる方も多いと思いますが、ここで簡単な実験をしてみたいと思います。

まずは通常の状態で立ち、左右の腕を横から上げて行きます。片方ずつで結構ですので、どのくらい腕が上がるか確認してください。

自分の腕が自分の耳に当たるくらい上がれば正常と言えます。

そして今度は、怒った時の顔をしてみてください。いらいらした顔でもいいですし、悲しい顔でもいいでしょう。その状態で先ほどと同様に左右の腕をそれぞれ上げてみてください。

するとどうでしょうか?さっきより腕が上がりにくいのがわかるでしょうか?

怒りや悲しみなどの表情だと、体の筋肉は緊張して、硬くなってしまいます。

逆に今度はとびっきりの笑顔を作ってください。ただこの時、心から笑わなくても大丈夫です。作り笑顔でもいいので、口元を上げてニコっと微笑んでみてください。

そしてその状態で、また腕を上げていきます。するとどうでしょうか?

さきほどの険しい表情の時よりも腕が上がりやすくなっているのが体験出来たのではないでしょうか?

つまり笑顔の表情を作ることで、体中の筋肉が緩み、痛みを感じにくくなります。

これは同様に、自分の考えでも変わってきます。

大好きなものを思い浮かべます。すると腕は軽く上がります。逆に自分の嫌いなもの、嫌いな人を思い出してください。すると腕は上がりにくくなります。

このように、好きなものを思い出して、いい気分の時は体が楽になり、逆に嫌いなものや、嫌いな人を思い出すだけで、体は硬くなるのです。

ですから、今のこの世の中の人々は、明るい表情が減って、どんどん体の筋肉が硬くなり、辛い状態へと陥ってしまっています。

自分の表情が暗くなっている場合は、体にとっても良くない状態ですので、無理やりでも笑顔を作ったり、笑顔が自然に出るような面白いものを見たりすることで、体が辛くなるのを防ぐことが出来ます。

 

辛いことを考えてしまいがちですが、出来るだけ楽しいことを考え、笑顔の表情を作ってみてくださいね。

それによって、肩こりや腰痛なんかも軽減されることがあると思います。是非実践してみてくださいね!

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