関節痛と糖化の関係について

施術をしていても、直ぐに効果が現れる方と、なかなか関節などの痛みが取れない方がいらっしゃいます。

 

だからといって、レントゲンやMRIなどで調べても特に異常がないと言われることが多いんです。

 

そういった場合、疑われるのが【関節の糖化】です。あまり聞きなれない言葉かもしれません。

 

糖化とは、体内で不要になった糖とタンパク質が結びついて、老化物質(AGE)を作り出すことを指します。

 

糖質を大量に摂ると、あまったものが中性脂肪となり、更に余ったものが体内をめぐっていき、関節に付着することがあります。

 

そうすると、関節部が糖化してしまうのですが、そこで何が起こってしまうのでしょうか?

 

関節のタンパク質を硬化していき、糖が関節部の水分を奪っていきます。そして関節の可動域を狭めて動きが悪くなり、ポキッという音が鳴るようになります。これが更に進行すると慢性的な関節痛が発生します。

 

慢性的に関節痛があったり、可動性が悪い方はこの糖質の摂り過ぎが一因になっている可能性があります。

 

そういった意味でも、出来るだけ糖質を制限していくことをオススメいたします。

 

主に糖質で控えた方がよいものとしては、いわゆる炭水化物と言われている、小麦粉で作られている食品(パン・麺類)、白米、砂糖、果物、など。

 

こういった糖質を減らして、お肉やお魚、卵などの動物性タンパク質や、お野菜などを多めに摂ることで少しずつ体の糖化を改善させていくことが出来ます。

 

是非少しずつでも結構ですので、糖化を防いで健康な体を目指してみてくださいね!

 

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