頭痛・吐き気でお悩みの50代男性

今回は5年ほど前から肩甲骨回りの凝りから来る、頭痛、吐き気でお悩みの50代男性の患者様の症例をご紹介いたします。

この方はご紹介でご来院されましたが、神奈川の方からお越しいただきました。

5年ほど前から肩甲骨のコリが気になっていて、特に右よりも左の方が硬く感じられていました。

ところが最近では右側もコリを強く感じられるようになり、それがひどくなってきて、緊張性の頭痛が起こるようになりました。

湿布を貼ってしのいでいましたが、この半年前からは、頭痛とともに吐き気まで出てきて、かなりつらくなってきたそうです。

運動は犬の散歩で毎日30分ほど歩いていました。ご近所のマッサージ屋さんに通われていましたが、

一向に良くなる気配もなく、ご紹介で今回ご来院されました。

お体を検査すると右肩が左肩よりも1.5㎝高く、腰骨が左側の方が1㎝ほど高くなっていました。

骨盤の歪みがあり、頸椎のねじれも起こっていました。頭痛や吐き気の直接的な原因は、この首のねじれから来る緊張が影響しているようでした。

施術はまず座位にて、背骨の調整をして、全体的に身体を緩めていきます。肩甲骨に手を入れて、肩甲骨はがしを行い、背中の調整、腕の緊張からも肩こりや首コリが発生するので、手や腕の調整も行いました。

また立位で大胸筋を緩める調整を行い、大胸筋の痛みを解消。

うつ伏せでは股関節回りの筋肉の調整を行い、動きを改善させていきます。

仰向けになり、足首の調整で、足首を軽く動きやすくします。足首は体の土台になるところなので、調整は必須になります。

そして多次元操体法によるつま先上げ操法、膝倒し操法などを行い、

更に腸骨筋、大腰筋などの調整を行います。

腕から鎖骨にかけて調整した後、カイロプラクティックによる頸椎調整で、首のねじれをとっていきます。

最後に脳脊髄液の調整を行い、首の痛みが消失しました。

施術後は、かなり体のコリが解消されたようで、喜んでいただきました。

その後、予定があり、すぐにはご来院出来ませんでしたが、3週間後に再び来院。

その間、頭痛はなかったとのことです。その後2週間に一度のペースでしばらく来院されて、

仕事の後に軽く肩が凝ることはあっても、頭痛や吐き気は一切なくなりました。

今回は5年ほど頭痛で苦しんでおられましたが、頭痛自体はほぼ1回目の施術でなくなり、その後重ねて施術することで、普段の肩こりや首コリ、肩甲骨のコリもあまり感じなくなったそうです。

 

今でも積極的に2~3週間に1度のペースでお体のメンテナンスにお越しいただいており、お越しになるたびに、体がすごく楽になりましたと喜んでお帰りいただいております。

このように緊張性頭痛や吐き気は、特に上半身の緊張を取ってあげることで、楽になります。

薬を使っても、あくまでも対処療法に過ぎません。是非お体の調整をして、根本的に改善させてください。

同じようなお悩みを持つ方は是非一度ご相談くださいね。

 

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