10年前からぎっくり腰を繰り返される50代男性

今回は50代男性で10年前から3か月から半年に1回ぎっくり腰を繰り返されている方の症例をお伝えしたいと思います。

この男性は普段は筋トレやストレッチもしっかりされていて、趣味は山登りで結構な頻度で行かれていました。

ご来院される2週間前に歩いていて、くしゃみをして、右のお尻当たりの筋肉に痛みが出て、それからだんだん辛くなってきたということでした。

いつも同様のぎっくり腰を起こしてもすぐに良くなっていたということですが、今回はすぐ良くならず、痛みが続いていたので当院にご来院されました。

通常2週間ほど経てば、ぎっくり腰でもたいていの方は痛みが治まっている頃ですが、この方の場合は痛みの度合いも変わらず、怖さも続いているとのことでした。

検査してみると腰骨の高さが左右1㎝の差があり、臀部のくびれの位置も1㎝ほどの差が出ている状態でした。

骨盤のゆがみが強く出ていて、首にもゆがみが生じていました。立位にて、膝の上がり方、腰の回旋検査、側屈検査、前後屈の検査、首の回旋、腕の上がりの検査など行いましたが、やはり腰回りはかなり動きが悪い状態でした。

施術はうつ伏せにて、股関節回り、骨盤回りの調整、仰向けにて、左右のゆがみを調整する施術を行っていきました。

上半身は肩甲骨回り、鎖骨調整、肋骨調整を行ったうえで、頸椎のカイロプラクティックによる矯正、頭蓋骨矯正にて全身調整を行いました。

初回の施術で痛みは7割方取れ、2回目は5日後に来院、当初痛かった首の痛みなどもなくなったとのことでした。

その後3回目は1週間後に来院、ぎっくり腰の痛みは取れたということで、そこからは、今後ぎっくり腰を起こさないように、メンテナンスに入っていきます。

当初は全く出来なかった前屈も出来るようになり、山登りに行っても腰の痛みなども感じることなく出来たそうです。

今後もいい状態をキープしていくために、しばらく通院されることになりました。

ご本人も今まで辛かったのが、どんどん楽になっていき、日常生活や山登りも快適になって本当に良かったと、感謝していただきました。

この方もそうですが、ぎっくり腰を繰り返されている方の多くが、ぎっくり腰をしていないときは、腰は全く問題ないと思っています。

しかし、ぎっくり腰を繰り返されている段階で、普段から腰や骨盤に問題を抱えている方がほとんどで、気づかれていないだけなのです。

もし同様な状態で過ごされている方がいましたら是非一度ご相談ください。

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