歯の噛み締めでお困りの方へ
歯を噛み締めてしまっている方は結構いらっしゃいます。実際私自身も、噛み締めの経験者なので、良く理解しているつもりです。
歯を噛み締めてしまう原因としては、主にストレスや不安感など、精神的な問題で起こることもありますが、
最近ではデスクワークなどにより、常にうつむいてしまう姿勢をとることで、歯を噛み締める癖がついてしまうケースも多いと言われています。
歯を噛み締めたり、食いしばったりすると、さまざまな症状が出る可能性があります。
例えば、顎の痛み、頭痛、吐き気、首こり、肩こりなど、またその他にもたくさんの問題を引き起こすことがあります。
みなさんはいかがでしょうか?
ふと気づいたら、歯を噛み締めていたという経験を頻繁にされているようであれば要注意です。出来るだけその習慣を改善していかれる方がいいでしょう。
本来、上の歯と下の歯が噛み合わされるのは、喋ったり、食事をする時です。
それ以外の時に歯と歯が重なり合っていれば、少なからず、顎などにも負担がかかっていると考えられますので、まずは意識して歯を食いしばらないような努力をしましょう。
一番ベストなのは、軽く唇を開き、上下の歯も接していない状態です。
もちろん人前で口を開けることに抵抗があるようでしたら、唇を閉じて、歯を浮かせる状態を維持するように努めて下さい。
この時の舌の位置も実は重要で、舌先が上顎に接している状態が良いと言われています。
また無意識のうちに食いしばっていたら、口を開けて首を動かしたり、肩を回したり、首、肩周りの筋肉をゆるめるようにしてください。
このように日中は、噛み締めないように意識することはできますが、やっかいなのが寝ている間に食いしばっているケースです。
朝起きたら顎が疲れている場合は、歯ぎしりなどをしているかもしれません。夜寝ている時の噛み締めをやめるためには、どうすればいいのでしょうか?
まずは、寝る前に噛み締めないようにするぞっと意識することです。この意識も実は必要です。
そして枕はできれば低めがいいでしょう。先ほども言いましたが、うつむいた姿勢で、歯を噛み締めてしまうため、あまり高い枕だと、同様に歯を噛み締めやすくなってしまいます。
例えば、枕にこだわらず、バスタオルを軽く丸めて首のあたりに当てて寝るのもいいでしょう。そうすると、少し顎が上がるので、噛み締めにくくなります。
それでも噛み締めが改善しない場合は、歯科などでマウスピースを作るというやり方もあります。
とにかく、歯の食いしばり、噛み締めは、さまざまな症状を引き起こしますので、気づいたら出来るだけ早く改善させていきましょう。
みやびカイロプラクティック療院
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