四十肩・五十肩と区別しなければならない病気

五十肩や四十肩は、整形外科などである程度の状態から肩関節周囲炎として診断されますが、似たような症状でも、中には病理的な疾患による痛みの場合があります。

以下のような病気の可能性がありますので、きちんと整形外科でMRIなどを撮って調べられることをお勧めいたします。

 

腱板損傷(けんばんそんしょう)
何らかの原因で腱板が破損した状態。原因としては転倒や打撲、スポーツ外傷などにより発生する場合と、加齢的変化(老化現象)を基盤に肩の使い過ぎが加わり発生する場合とがあります。

転倒の際に手をついて損傷することや、肩に無理な力が加わった際に損傷します。また明らかなケガのエピソードがなく、徐々に損傷する場合もあります。

 

肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)
肩峰下滑液包が炎症を起こす病気です。五十肩の前段階とも考えられますが、原則として腕がひと通りに動くので、運動制限がある五十肩とは区別されます。

 

石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)
腱板の周辺に石灰物が沈着し、腱板や滑液包が炎症を起こして肩関節に痛みと運動制限を引き起こす疾患です。

 

腋窩(えきか)神経麻痺
肩の上の部位の三角筋の部分は腋窩神経の支配部位です。この神経の不全麻痺ではないかと見られています。

 

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